所員ブログ

十勝岳・ゴッホ・小樽

2017年10月11日

10月初めの連休中、8日に十勝岳、9日に札幌・小樽に行ってきました。

 

美瑛から白金温泉を通って

十勝岳の望岳台と温泉に行く、というコースなのですが、

いつも途中の「青い池」の手前2kmの辺りで

ひどい渋滞に巻き込まれます。

青い池の駐車場待ちの車が数珠つなぎになるからです。

この道が2車線なら、もっとスムーズに進めるのに。

 

山はもう雪で大変だ、と行く前に聞いていたのですが、

行ってみたら全然降ってなくてラッキーでした。

山の紅葉はもう終わりかけでしたが。

 

望岳台

次の日、祝日は朝から札幌。

目的は、もう終了間近の『ゴッホ展』です。

 

行ってみたら、美術館の前には

当日券が買えるのを待つ人たちが

ずらっと並んでいました。

ゴッホ展

並んだ時には「1時間待ち」と言われましたが、

幸い40分ぐらい待ってたらチケットが買えました。

買えたらすぐに美術館の中に入れたし、

混んではいましたが、作品を割りとすぐ近くで

観ることができました。

 

やはりゴッホの絵は、実物を直に観るに限ります。

写真だと、厚塗りの絵の具の盛り上がりも分からないし、

色合いの鮮烈さも足りないし。

再現できる情報量が限られているので

実物のもの凄さの半分も伝わりません。

 

ゴッホで本当に凄いのは、

死ぬ前年、精神病院入院以降に描かれた絵です。

「実物そっくりに見せかける正確さでなく、

もっと自由な自発的デッサンによって

田舎の自然の純粋な姿を表出しようとする仕事だ」

とゴッホ本人が言っていますが、

その渦巻くように配置された筆致が生み出す躍動感は

不穏なまでのエネルギーに満ちています。

 

展覧会自体は、ゴッホと浮世絵等の日本美術との関わり合いを

テーマに据えたものでしたが、

ゴッホの作品の圧倒的な素晴らしさを印象づけるものでした。

ゴッホ展1

 

展覧会を観た後は、

小樽へ行きました。

今月末はハロウィンです。

(渡)

小樽

 

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