西俊輔の「毎日楽しく」

まあ、こんな日もあります

 私は仕事での移動が多く、飛行機や電車に乗る機会も多いため、この移動にからむエピソードがどうしても多くなるんですが、先々月にこんなことがありました。

 出発地の旭川空港の待合ロビーで飛行機への搭乗を待っていたところ、私が乗る予定の飛行機(東京からの折り返し便)が遅れるために出発が定刻より5分ほど遅れる、というアナウンスがありました。その後まもなく10分遅れに訂正され、実際に搭乗が始まったのはそこからさらに10分ぐらい遅れてからだったので、東京到着後にわりとタイトな予定を組んでいた私としては、このままズルズルと遅れが続くのではと若干やきもきしていたんですが、幸い、それからまもなく搭乗が始まりました。ただ、搭乗が始まってから少しすると、先に搭乗した人たちがなんと飛行機を降りてボーディングブリッジを戻ってくるじゃありませんか。「これはイヤな予感が・・・」と思っていたらそれからまもなく、飛行機の出発が50分遅れに訂正されました。

 なんでも、出発前の点検で整備の必要な箇所が見つかったということで、いったん乗り込んだ乗客も降ろされることになってしまったようです。この「50分遅れ」のアナウンスを聞いて航空会社の地上係員の方にクレームを言う年配の男性もいましたが、地上係員の方に文句を言ったって出発が早くなるわけじゃありませんから、東京到着後の予定を変更するためにいくつか電話をしてあきらめて待っていました。が、その後もじりじりと遅れは続き、結局、旭川空港を出発できたのは定刻から1時間半ほど遅れてのことでした(欠航にならなくてよかったですけど)。

 と、ここまではそれほど頻繁ではないにしても、まあ、ごくたまにはあることです。実はこの日はまだ続きがあります。

 1時間半も遅れるとある意味あきらめもついてそれ以降やきもきすることもなく、神奈川で面談のお約束をしていた方にはご迷惑をおかけして申し訳なかったものの、それもなんとかこなして「やれやれ」という思いでJRの平塚駅で東京方面行きの電車を待っていました。すると今度は平塚駅のホームでこんなアナウンスが。「この先の大船駅で沿線火災が発生し、現在、すべての電車を止めて安全確認を行っております。お客様にはご迷惑をおかけして大変申し訳ありませんが、運転再開の時期は未定です。」(私)「今度は電車か・・。今日は都内に帰れるのか・・・」。幸い、1時間ほどの遅れで電車の運転は再開されましたが、移動が多い私でもなかなか経験することのない1日でした。

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