すでに懐かしく想う旧様式
2020年05月22日
とにかくお客様とは直接お会いして信頼を積み上げていくことと教えられました。
営業は、とにかく多くの方と会って名刺を配ることが大事でした。
「同じ窯の飯を食う」ことは人間関係を構築していくための大切なことだと教わりました。
飲み会はお酒を酌み交わしてお互いがリラックスして親しくなれる格好の場でした。
ビジネスマナーとして接客時はマスクは外すものでした。
いまは、接触機会を減らさなきゃということで不用意には会えなくなりました。
飲み会でのお酌や大笑い、解散時の握手も慎まなくてはならなくなりました。
マスク習慣が身についた今は、旧知だとマスクをしていても表情は推測できるものの、
初めてお会いする人の顔が覚えられなくなりました。街ですれ違ってもわからず失礼してしまうでしょう。
これまでの接遇をまるで変える新しい様式ですが、いつまでこれを実践すれば良いのでしょうか。
コロナが終息するまで?それともコロナウィルスに限らず無数のウィルスは存在する
からということでこれから先も定着するのでしょうか。
のちの教科書にはこの新型コロナのことが歴史的出来事として取り上げられるのでしょうが、
「人々は新型コロナウィルスと共存するための新しい生活様式を取り入れたのでした。云々~。」
とか、書かれるのでしょうか。
私自身は昭和世代で常日頃、昭和を懐かしく愛おしく感じておりました。
でも今は平成時代も懐かしく感じます。
でもそんなことを一人つぶやいても現実は如何ともしがたいので、
ともかく新しい様式を身につけなくてはなりません!!
懐かしさは心のなかにそっとしまって、
スマートライフに新しい発見に喜びを見つけつつ(これが結構あるかなと思う)、
真心で繋がるかたちを自分なりにつくって新様式に馴染んでゆきたいと思いマス。
やす