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〆切本

2019年11月25日

以前、表紙に惹かれて購入してしまった本のご紹介です。
左右社HP:〆切本
表紙には、
「どうしても書けぬ。あやまりに文芸春秋社へ行く。」
「拝啓 〆切に遅れそうです。」
等の文字が踊ります。

ちなみに続刊「〆切本2」の表紙には、
「とうとう新潮社社長の私邸に監禁」
「猿に邪魔されても〆切はやってくる」等

〆切に関する文章、手紙、漫画を古今東西集めた本で、個人的にこの時期になると何となく眺めてしまいます。
ちょっと分厚めの本なのですが、短めのエッセイばかりですいすい読めるのもあるかもしれません。
明治時代の文豪から、バリバリ現役の作家さん、漫画家さんまで幅広く、どこをめくっても「〆切」話。
巻末の掲載作家紹介も少し砕けた作家紹介で面白いです。

文豪と呼ばれるような人達も〆切に四苦八苦していたんだな…と、ある意味勇気を貰える一冊でした。
もし読まれた方いらしたら、どの作家さんのが好きだったかこっそり教えて頂けたら嬉しいです。
ちなみに私のイチオシは2に収録されている井上靖、タモリ、バルザックです。

よし

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