映画にも関税!
2025年05月08日
関税政策で世界を混乱させているアメリカのトランプ大統領ですが、今度は、海外で制作された映画に100%の関税を課す、と自身のSNSに投稿したそうです。他国が優遇措置を通じてアメリカの映画制作者らを自国に引き寄せているのは国家安全保障上の脅威であり、外国のプロパガンダが広がるのを防ぐ、とのことでした。実際、現在のハリウッド映画の多くは海外で撮影されているそうですが、これに関税がかけられると制作コストが上昇して映画市場が縮小する可能性がある、と言われてるんですけどね。
一時期(今現在もかな?)、ハリウッド映画のスポンサーが多くの中国企業に占められた際、ハリウッド映画で中国人俳優の起用が増えたり、中国のことを悪く扱わないストーリーの映画が増えたことがありましたが、「外国のプロパガンダが広がるのを防ぐ」という一点については私もまったく同感です。民主主義の根幹のところで意見が異なる国のプロパガンダが広がるのは良いことではありませんからね。