ミスタープロ野球が亡くなりました

2025年06月04日

「ミスター」といえば、北海道では「水曜どうでしょう」の鈴井貴之さんを連想する方もいるかもしれませんが、一般的にはもちろん、ミスタープロ野球の長嶋茂雄さんです。その長嶋さんが3日の朝、肺炎で亡くなったというニュースが昨日からの話題でした。89歳だったそうです。長嶋さんは昭和49年（1974年）に現役を引退されたそうですから、子どもの頃熱心に野球を見ていたわけじゃない私にとって、長嶋さんといえば背番号90をつけた巨人の監督から記憶が始まってます。現役時代の生涯打率は3割を超え、特に日本シリーズやオールスターゲームではそれよりさらに高い打率を残し、昭和天皇が観覧された試合ではサヨナラホームランを打つなど、とにかく大舞台や注目される場面での勝負強さがすごくて、現役時代を知ってる方々は長嶋さんのことを、神様みたいな人、とたとえます。20年ほど前に脳梗塞で倒れて身体に麻痺が残ってしまったため、それ以前に比べてテレビなどに出る機会は少なくなってましたが、それでもいざテレビに出るとなるとすごい注目度でした。

現在はアメリカのメジャーリーグで活躍する大谷選手が日本中で注目されてますが、今と比べて娯楽が少ない時代だったとはいえ、「ミスター」と呼ばれるほどの選手が今後出てくるかどうかと考えると、本当に偉大な選手だったんだと思います。御冥福をお祈りいたします。

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