西俊輔の「毎日楽しく」

ハサミ男と謎のトラブル

 1月下旬の北海道は場所によってはすごい大雪になり、特に、札幌エリアはいくつかの観測史上最多記録を更新する大雪になりました。雪には慣れてる北海道ですが、北海道一のターミナル駅である札幌駅が雪に「埋まって」しまったことによりJRでは多くの列車が運休や部分運休となり、新千歳空港を発着する飛行機も多くの便が欠航となりました。新千歳空港と札幌市内を結ぶバスや鉄道がストップしたために新千歳空港は「陸の孤島」となって、7,000人もの人たちが空港で足止めされ、この影響は次の日だけでは収まらず、その次の日にまで及ぶことになります。札幌で大雪となった日の2日後に札幌出張だった私も、2日後もまだ続いていた列車の間引き運転などから出張を取りやめることになってしまいましたが、30万人以上の人たちに影響が出たというこの大雪の被害には私自身は幸い、直接は巻き込まれずに済みました。このときの旭川は札幌ほどの大雪にはなりませんでしたしね。

 ただ、実は札幌で大雪となった日の2日ほど前、東京都内で9万人に影響が出たというトラブルには巻き込まれていました。金曜日の夕方、新橋駅から京浜東北線に乗ろうとしたところ、ドアの開いた電車がホームに停まったまま動く気配がありません。なんでも、赤羽近くの埼京線車内でハサミを振り回している男がいるとのことで、埼京線はもちろん、京浜東北線まで運転見合わせになってたんです。やむをえず並走する山手線に乗りましたが、同じように京浜東北線を利用できない人たちで山手線車内はラッシュ時間帯のような大混雑でした。「まあ、少しの間だから」と我慢していたんですが、目的の駅まであと少しというところで電車がストップし、次のような車内アナウンスがありました。「この先の駅に停車中の電車でお客様同士のトラブルがあり駅に入れません。先行電車が発車するまでお待ちください」。山手線はどれも大混雑だったでしょうから、ケンカでも起きたのかな、と思っていたんですが(「ハサミ男」はずっと先の埼京線でのことですし、このトラブルが実際にはどういうものだったか結局はわかりませんでしたが)、15分か20分ぐらい待ったでしょうか、すぐに動き出すと思っていた電車がなかなか発車せず、混雑していたために車内もだんだん暑くなってくる中、運転見合わせとなっていたはずの京浜東北線は復旧したようで、私が乗る山手線を次々と追い抜いていくじゃありませんか・・。たぶん、4本か5本ぐらい先に行かれたと思いますが、新橋駅に停車中だった京浜東北線に乗ってたほうが早かったと思いますし、もちろん、その後の予定にも遅れてしまいました。
ただまあ、ハサミ男や謎のトラブルがあった車両に居合わせなくてよかったですけど。

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