雷雨による遅延騒動
今月は、先日私が羽田空港で遭遇した遅延騒動をご紹介しましょう(それほど大した話ではないんですけど、たまにはこういうのも・・・)。
8月上旬のある日の午前中、東京ではけっこう大きな雷が鳴り続け、強い雨も降ってました。私は都内でこの雷雨に遭遇したんですが、1時間ほどでおさまったので、その後の旭川への移動に影響するとはこの時はまったく考えてませんでした。お昼前には雷はもちろん雨もほとんどやみ、午後の飛行機に乗るために羽田空港へ移動し、いつものように保安検査場を抜けて搭乗口へ向かいました。
が、どうもいつもより混んでるように感じます。夏休みも始まってましたからそのせいかと思いつつ搭乗口に着くと、すでに待合スペースのイスがいっぱいで人があふれてます。「こんなに混むのはなんだか変だな」と思って出発便の案内板をよく見ると、私が乗る飛行機より前に出発しているはずの釧路行きの飛行機がまだ表示されてます。
私が搭乗口に着いた時刻にはとっくに出発しているはずの便で、おまけに、ボーディングブリッジに横付けされてるはずの飛行機の姿もありません。携帯電話を確認しても飛行機遅延のお知らせメールは無く、空港内での館内アナウンスも無いため、空港の地上係員とその係員に状況を聞いてる乗客の方々の話を横から聞いてみると、午前中に発生した雷のせいで外で作業していた作業員の方々がしばらく作業を中断し、そのせいで午後になっても羽田発着の飛行機がすべて遅れていることがわかりました。
保安検査場内がいつも以上に混んでいたのはそれが原因だったようです。なにしろ館内アナウンスが無いので、ここでこのまま待ってていいのか不安に思いながら待っていると、遅れていた釧路行きの便がいったん後回しになり、急遽、鹿児島行きの便がこの搭乗口から出発することになりました。もちろん、私が乗る旭川便がどうなるかのアナウンスはまだありません。そうこうしてるうちに今度は後回しになっていた釧路行きの便の搭乗口が変更になったというアナウンスが入って釧路行きを待ってた人たちの大移動が始まり、それからまもなく、鹿児島行きの次は旭川行きになるという表示が出て、ここでようやく、旭川行きはこの搭乗口で待っていればいいことがわかりました。
ところが、すでに1時間以上遅れていた旭川便の新しい出発時刻の20分前になっていきなり、今度は旭川便の搭乗口変更のアナウンスが・・・。しかも変更後の搭乗口が遠い・・・。結局、旭川便の出発はさらに遅れ、定刻どおりなら、旭川に着いてるはずの時刻に羽田を出発することになりました。雷が鳴った日の空港は大混乱になる可能性がありますので、みなさま、飛行機での移動にはくれぐれもご注意を・・・。