母の個展
2023年08月16日
身内の宣伝ですが、私の母が描いた絵の個展が今月開催されます。
題して【渡邉範子個展】。
場所は旭川市民ギャラリー(旭川市宮下通11丁目上川倉庫・蔵井夢)、日程は8月23日(水)~28日(月)午前10時~午後5時(最終日は午後3時まで)の予定です。
個展を開くのは2017年以来6年ぶりとなります。
メインは水彩画で、特にダケカンバ(シラカバの仲間で高山に生える樹木)を描いた連作の評価が高いです。
下の画像は、130号(1,940mm×1,620mm)の大作『不撓』です。
母の話では、ニセコを旅行した際にダケカンバに出逢い、雪の重みにひしげながらも芽吹き、逞しく生きている老木の姿と、生命の力強さに感銘を受け、ダケカンバをテーマに描き続けている、とのことです。
母が会員になっている水彩連盟展や全道展他で、何度も賞を受賞するという一定の評価を受けており、母の絵の先輩からは「あなたの絵は樹木ではなく、人間を描いている」と評されています。
開催前日には、私も休暇を取って、作品の展示を手伝います。
80歳を過ぎた母の個展は、年齢的にこれが最後になるかと思われますので、多くの方々に観ていただけたら、と思います。
(渡)