「だめだ」が口癖
2017年05月11日
うちの母は何かに付けて「だめだ」を語尾に付ける。
この前も「二階の掃除するわ、だめだ」と捨てゼリフのように言った。
「二階の掃除しないとだめだ」 ではない。
「二階の掃除するわ、だめだ」 なのである。しかも「ダメだ」はとても投げやりに言う。
この微妙な言い回しの違いは、大した違いではないけど、でも意味合いは大きく違う。
「二階の掃除しないとだめだ」は、何がだめなのかがはっきりしている。
「二階の掃除をしないと(汚れているので)だめだ」という意味になる。
しかし母が言い放った「二階の掃除するわ、だめだ」は、なんかそんな意味ではないのだ。
そこには、「アンタらには任せてられない、私しかあそこは掃除できない、しょうがないやったるか!」みたいな「だめだ」なのである。
べつに肝っ玉母さんという風でもないが、でもそんなセリフの裏側をちょっと想像してみると、なぜだか私は元気になる。
ふたば税理士法人 旧ウェブ担当