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「偉そうな人、生意気な人、ありがたい人、決めているのは自分の都合」

2024年03月19日

今月末に母親の七回忌を迎えるため、今年の彼岸の入りはその準備で何かとバタバタしているのですが、お世話になっているお寺が発行している「お寺だより」に、心に残るコラムがありましたのでご紹介します。

「偉そうな人、生意気な人、ありがたい人、決めているのは自分の都合」

この言葉は、いつでも自分の都合で考えて生きている私達の滑稽さを教えているもので、私もなるほどなと感心してしまいました。

落語家の古今亭志ん生の話に「だいたい落語ってものは、他人の話を聞いてみて『こいつは自分より下手だな』と思うと、それは自分と同じぐらいの芸なんですよ。やっぱり自分てものには多かれ少なかれ、うぬぼれというものがあるんですからね。それから『こいつは自分と同じぐらいだな』と思うくらいだと、自分より向こうのほうが上なんですよ。だから『こいつは自分より確かに上手い』と思った日には格段の開きがあるものです。」と、うぬぼれが強い自分を基準にした時の愚かさを語っています。

本気になって芸を磨くことで気づいたことなのでしょう。

しかし、私達は日々頭で考えたことを離れて、自分の都合、自分の基準で人を値踏みしながら生きているものですね。(徳厳寺だより~専証寺住職 打本厚史師)

以上がコラムの要旨ですが、仕事でも日々の生活でも他と比較する機会が多いと思いますが、この言葉を肝に銘じて、今一度我が身の至らなさを再認識したいものです。

人生の修行はまだまだ続く…

 

ふたば税理士法人 ARAでした。

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