これは本当に怖い話です
2024年05月30日
「それ」は本当に存在する──。
YouTubeには数え切れないほどの「幽霊が写った」とされる動画がアップロードされている。私はそういった動画をたくさん見てきた。もし本当に幽霊がいるのならぜひ見てみたいという好奇心からである。しかし、その思いはことごとく打ち砕かれてきた。どれひとつ本物だと思えるものはなく、私の見立てでは99.9%フェイクだ。
ところが、である。幽霊をまったく信じていない懐疑的な私ですら、これはその存在を信じざるを得ないかも・・と思った衝撃の動画が存在した。昨年、結構話題になってテレビでも何度か取り上げられ、その番組を私は見ていたのだが、そのときはその現場で起きていることの衝撃度合いがまったく私には理解できていなかった。幽霊が出る物件の紹介という、よくある話の一つとして捉えていた。
今年になってその動画を見たとき、にわかには信じられなかった。どうせ何かしらのトリックがあるに違いない、そう思っていた。しかし、さまざまな関連動画を見るうちに、これはもしかすると本当なのでは・・と思うようになった。幽霊なのかどうかわからないが、間違いなく何かしらの超常現象が起きている。しかも今まで見たことがない現象だ。「それ」を現場で目撃した人は口を揃えて「本物だ」と言っている。
どんなことが起きているのか。それは東京の三軒茶屋にある、それほど広くはない俳優養成スタジオでのことだ。その現場ではとにかくさまざまなポルターガイスト現象が起きる。突然ホワイトボードが激しく揺れたり、壁に備え付けられている大きな鏡の端から水が滴り落ちたり、一箇所だけ温度が下がったり、一箇所だけ線香の匂いがしてすぐ消えたり、する。しかしそれだけでは何かしらのトリックを疑うし、それほど衝撃的でもない。ほかでも似たような現象を見たことがあるような気がするし、私も大して興味を持つこともなかっただろう。
私が衝撃を受けたのは、「腕」である。そのスタジオの壁から、到底信じられないのだが、腕が出てくるのだ。白い腕だ。天井や壁など、さまざまなところから腕が出てきてぶらんぶらんと意思を持って揺れるのである。しかもそれは2次元的な感じのものではなく3次元の本物の腕のように見える。そう感じる最大の理由はその腕の後ろの壁に影ができているからだ。当然、そんなことはありえないから、「壁に穴が空いていて誰かがいたずらしているのだろう」と推察するのだが、もちろんそんなことは誰もが思うことでその検証はすでに何度もなされているのだが、壁はコンクリートだし、穴も空いていない。
その衝撃的な現象はすでに何度も動画として記録されており、YouTubeで「三軒茶屋 ポルターガイスト」などと検索すればいくらでも出てくる。勇気のある人はぜひ。H