ずっと忘れない
2024年02月22日
基本的によっぽど興味を持たない限り10代の頃からドラマは観ません。
漫画原作なら尚更で、原作の世界観を大事にしたいという気持ちがあるからです。原作と別のものと考えればいいのでは?という意見も理解できるのですが、漫画読みの私としては壊される感が否めなくてどうも好きになれないようです。
芦原妃名子さんの「セクシー田中さん」も途中まで読んでいたので、完結したら全て読もうと思っていたのですが・・・未完となってしまい非常に残念です。完結している他の作品から読んでいて、作画もきれいでストーリーも重厚感のある作品が多いのでとても好きな漫画家さんでした。きっと繊細な方が描いているんだろうなという印象を持っていて、今回の問題の動向にも注目していました。先生の「コメント欄をすべて削除」というあたりから「変なことにならなきゃいいけど・・・」と何か嫌な予感がしつつありましたが、当たって欲しくない予感が現実のものとなってしまい、帰宅後亡くなられたというネットニュースを見て衝撃が強すぎて、悲しくて悔しくてよくわからないグチャグチャになった気持ちで呆然と手を握りしめたまま少しの間動けませんでした。
漫画家にとって作品はゼロから産みの苦しみを経て作り出された「子供」のようなものだとコメントされている先生もいらっしゃいます。それを捻じ曲げられたりすることは心が潰れそうになるくらい辛いことでしょう。
この件のから、沢山の作家さんが苦しかった思いを発信されていますから、作品に対して権利がある人が一番に優先されるべきで不利益を被ることのないようになればいいなと思います。
芦原先生のご冥福をお祈りします。 ふたば税理士法人 E