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新アップルウォッチ、心電図機能に期待

2020年09月17日

昨日(9/16)、米アップルがアップルウォッチの新モデル(Apple Watch6)を発表しました。

ただ、今回からようやく日本でもアップルウォッチに搭載されている心電図機能が利用できるようになったというニュースはあまり知られていないのではないでしょうか。実際、アップルのサイトを見ても心電図機能については触れられておらず、果たして本当に使えるのかどうか少々心配になりますが、どうやら本当に使えるようです。9月4日に厚生労働省が認可しました。

この心電図機能、2018年のアップルウォッチ4にはすでに搭載されていましたが、日本では医療機器として認可が下りず、「搭載されているのに使えない」というもどかしい状態が続いていました。

いまやスマートウォッチは睡眠の質を計測したり、心拍や血中の酸素濃度、さらには血圧まで測れるようになっており、ただの「かっこいい腕時計」の枠を超えて「使えるヘルスケア機器」へと変貌しています。それはアップルウォッチに限りません。ライバルとなる各社のスマートウォッチにも同様の機能が盛り込まれ、いまや標準機能となっています。そう、いままでスマートウォッチを「電子マネーが使えて便利だよねー」くらいに思っていた方は、その認識をあらためたほうがいいくらいものすごく進化しているのです。

かくいう私も普段からGalaxyのGear S3というスマートウォッチを身に着けていますが、すこぶる便利です。歩数計なんかは当然として、階段を何階上ったかということも計測してくれたり、走ったり自転車に乗ったりという行為も自動的に識別してその時間、距離、消費カロリーなどを記録してくれます。さらにGPS機能を利用してどのルートを通ったかということさえ記録してくれます。

電話を取ることもかけることもできますし(しかもクリアな音声で)、カレンダーを表示したりスケジュールを確認したり、これさえあればスマホの画面をいちいち確認する必要がなくなります

私の場合、ニュースアプリをスマホに入れておいて、その通知をスマートウォッチに飛ぶように設定してあります。こうしておくと、速報があったらすぐに確認できるわけです。

そして心電図機能。アメリカあたりだと、不整脈など心電図で異常を検知すると病院に通知が届くしくみが整っていて、これによって命が助かったという事例がたくさん報告されています。今回の認可によって、日本の病院でもアップルウォッチ外来がスタートしたという話もあります。

健康機器としての魅力が高まっている今、ふだん健康に気を使っている方にとって購入する価値は十分にあると言えます。Apple派の方はアップルウォッチを、Android派の方はGalaxy WatchやHUAWEI WATCHがオススメです。

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