アントニオ猪木さんを偲んで
2022年10月18日
去る10月1日、燃える闘魂アントニオ猪木さんがこの世を去りました。
子供の頃から猪木さんの大ファンで、小学校時代に毎週金曜日夜8時のプロレス中継を
欠かさず見ていた時代を改めて懐かしく感じます。
猪木、タイガーマスク、長州、藤波、前田に、さらにはハンセン、ホーガン、アンドレ、
ダイナマイト・キッドといった外国人レスラーが対峙していた当時の新日本プロレスの
リングは名実況者古舘伊知郎曰くの正に闘いのワンダーランドそのものでした。
その中でも猪木さんは別格。絶対的なカリスマでリングの上で醸し出す圧倒的なオーラ
は、テレビのブラウン管を通じて、とてつもなく格好よく、いつ見ても魅了されていま
した。
それが故、現役時代のイメージが強すぎて未だに亡くなったのがピンと来ないのですが。
そんな猪木さんですが名言も多く、中でも自分が一番好きなのが「いつ何時、誰の挑戦
でも受ける!」という言葉です。常に挑戦者であり続けた猪木さんだからこそ説得力が
あり、猪木さんの燃える闘魂を象徴する言葉だと思います。
現役時代、その名言通りの素晴らしい戦いを繰り広げて来られましたが、人生の最後に
おいても全身性アミロイドーシスという難病に対して人生最強の敵として挑戦を受け、
その闘病の記録をYouTubeで発信続けた猪木さんは、最後まで燃える闘魂そのものの生
き様を我々に見せてくれました。
アントニオ猪木さんのご冥福を謹んでお祈り致し申し上げます。