エゾリス 三浦綾子記念文学館
2022年07月13日
祖父母の旧家が神楽にあり、周辺は営林署まちとして栄えていたそうです。
その後背地に見本林があります。
人工の林で(チコちゃんによると天然は森、人口は林だそうです)、
木材チップを敷き詰めたふわふわのプロムナードが整備されており、
高齢者にとっても散策しやすい環境です。
あちらこちらに隠していたエサをもそもそ探索する野生のエゾリスが徘徊しており
第3次接近遭遇でスマホ撮影も可能、なかなかのものです。
その入口に三浦綾子記念文学館があります。
駅の東側からのアプローチで途中の大きな川をわたる橋は通称「氷点橋」です。
所内の若手の、「三浦綾子」 「氷点」のキーワードへの反応はウスウスで残念。
チュウ坊のころに近所の集会所で
父と観た映画(無料)の「塩狩峠」が小生はきっかけでした。
題名の「氷点」は全国紙での連載当時の人気番組「笑点」をヒントに
ご亭主が4条9丁目のバス停でひらめいた
というウンチクを用意していたのですがお蔵入りしました。
「愛の流刑地」のような、殿方諸兄が、毎朝ワクワクして全国紙の朝刊を開いた光景は
昭和も平成も遠くなりにけり
ということでしょうか?
市内の個人・法人の寄付金が文学館の維持管理の支えになっているようです。
寄附の芳名録からはその会社の社長さんの地元輩出の作家への尊敬の念が伺われます。
きれいな館内でゆったり午後のひとときを過ごせます(安楽椅子でうっかり寝落ち)。