コロナウイルスワクチンの仕組み
2021年09月10日
旭川でも、だいぶん新型コロナウイルスワクチンの接種が進んできています。
私も来週月曜、2回目の接種を受ける予定です。
ワクチンといえば、例えばインフルエンザワクチンなどは「不活化ワクチン」といって、ウイルスの一部のタンパク質を人体に投与し、それに対して体内に免疫が出来る、という仕組みでした。
しかし今回日本で使われているファイザー社やモデルナ社のワクチンは、「mRNA(メッセンジャーRNA)ワクチン」と呼ばれる新しい仕組みのワクチンだそうです。
このmRNAワクチンは、新型コロナウイルスのスパイクタンパク質(ウイルスがヒトの細胞へ侵入するために必要なタンパク質)の設計図となるmRNAを脂質の膜に包んだワクチンです。
このワクチンを接種し、mRNAがヒトの細胞内に取り込まれると、このmRNAを基に、細胞内でスパイクタンパク質が産生され、そのスパイクタンパク質に対する中和抗体産生や細胞性免疫応答が誘導されることで、新型コロナウイルスによる感染症の予防ができる、という仕組みだそうです。
この抗体を作るという反応の副反応として、接種後に腕が痛くなったり、高熱が出たりする、ということなのでしょう。
私も1回目の接種の時は、ワクチンを打った左腕が痛くなりましたが、2回目の後はどんな副反応が出るんでしょうか。
ちょっと不安です。
(渡)