ゴッホ展
2017年10月03日
その筆使いに圧倒されました。
平日の札幌展は比較的すいていて、絵の前に人垣が少なかったため、
かなりの至近距離で見ることができました。
近くに寄って見ると、絵の具の盛り上がりやうねりが荒々しく、
120年前にキャンバスの前で描いたゴッホの姿や息づかいまでも
感じることができました。
2~3メートル離れて全体をみると、幻想的で繊細な世界が広がっていて
そのギャップがまた面白かったです。
ゴッホは北斎や広重に憧れていて、陰影をなくし平坦ですっきりとした色彩など
浮世絵の技法をまねています。
日本の文化を誇りに思いました。
遠い存在だったゴッホを身近に感じることのできる時間でした。