サ道
2019年09月20日
テレビ東京のドラマの「サ道」を皆さんはご存じですか?
全国各地のサウナを紹介しながら本当のサウナの気持ちよさを
伝えるサウナドラマらしいです。
らしいというのも、私はこのドラマを見たことがなく
友人からの聞きかじりでのこの文章を書いているからです。
私は、どちらかというとサウナは苦手で
苦しいことに耐える我慢比べのイメージが強く
そのあとの水風呂もただの苦行だと思っていました。
水風呂の前を通るとあふれ出た水が冷たく
サウナーではない私は
「せっかく温まったのに、足の裏が冷たくなっちゃったな」
と、水風呂なんて一生縁がない存在だろうと思っていました。
そんな私に友人はいうのです。
「サウナに入ると、“ととのう”という体験ができるらしい。それがとても気持ちいいらしいよ」
というわけで、サウナデビューしてきました。
サウナ10分水風呂2分休憩10分
このサイクルを繰り返します。
最初に入ったとき、サウナの中が暑くて暑くて10分もいたら溶けてしまう!と
6分ほどで離脱、水風呂は入れる気すらしなく
水風呂に悪戦苦闘する友人たちを笑いながら
休憩を挟んでまたサウナに入りました。
2回目のサウナは慣れてきたのか、なんとか10分を耐え
2分の水風呂も意外に耐えることができました。
サウナで火照った体と水の間にうすい膜ができるらしく
それを「温度の羽衣」と呼ぶらしいです。
これがあるから、サウナの人は
水風呂の中でも耐えることができるんだなと
長年の謎が解決しました。
3回目になると、なんとサウナが心地よくなり
お布団の中にいるような幸せな気持ちになりました。
入って6分ころまでは「一生サウナの中で過ごしたい」と思うほどの心地よさなのですが
7分を超えるとやっぱり「早く水風呂に入りたい」となりますね。
不思議なもので、サウナの中にいると水風呂に行きたいし
水風呂にいると休憩したくなるし
休憩しているとサウナに入りたくなるという
自分でもよくわからない状況でした。
そしてついに!4回目のサウナの休憩時間に“ととのう”瞬間がきました!
そのときの時刻は深夜の1時ころだったのですが、
不思議なほどに頭がすっきりして、今ならなんでもできるという活力がありました。
サウナにはまる人の気持ちが本当によくわかります。
その活力は活かされることなく、そのあとは普通に家に帰って就寝したのですが
これから寒くなるので、旭川のサウナを巡るにはちょうどいい季節ですね。
おすすめのサウナがあればぜひ教えて下さい。