ニセモノ
2021年02月04日
先日スーパーで夕飯の食材を探していると、「北海道産 若さぎ」を見つけたので買ってみました。
家に帰り、水分を取るのにキッチンペーパーに並べていたところ一匹だけ違う魚がいます。
ワカサギよりもシュッとしていて体長約5cm、背びれにいくつかトゲがあって、色が少し暗いのです。
すぐにスマホで撮影して、魚に詳しい近所のママ友に連絡しました。
やはりニセモノとのこと。トゲウオの仲間だというのです。
トゲウオなんて聞いたこともない名前だし、なんだか食べるのも怖いのでゴミ入れに。
その後ママ友がさらに調べてくれて、画像が送られてきました。
そうです、間違いない!
トゲウオ科トミヨ属のイバラトミヨ(キタノトミヨ)と判明したのです。
案外かわいい名前でした。
しかしもうゴミ入れの中…。
その後調べてみると、どうやらトミヨさんは絶滅危惧種という情報が。
ニセモノどころじゃなかったのです。
そんな珍しい魚がワカサギと一緒にパックに入って売られていたとは、なんだか複雑な気分でした。
「みにくいアヒルの子」の話を思い出しました。
それからしばらくはスーパーに行くと、ワカサギのパックの中にトミヨさんがいるのでは・・・?と探してしまうようになりました。