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フォトショップがとんでもない進化を遂げた

2023年06月16日

画像編集ソフトのフォトショップ(Photoshop)が、いまとんでもない進化を遂げているのをご存知だろうか。まだベータ版でしかその機能は試せないが、まずは次の画像を御覧いただきたい。

いたって普通の風景写真だ。特におかしなところはない。ちなみにこれは旭川市の常盤公園にて今年、桜が満開のときに私が撮った写真である。しかし、実はこれには大きな嘘が紛れている。次の画像を見ていただきたい。

上の写真よりも少しクローズアップしている。ところが、実はこの写真こそ私が撮ったものなのだ。上の写真は、この私が撮った写真の左右にフォトショップの新機能「ジェネレーティブ塗りつぶし」でAIが勝手に作り出した部分が追加されているのだ!どうだろう、何の違和感もなく生成されていないだろうか。言われなければ元々このサイズで写真を撮ったと思うだろう。

左右の黄色い部分が生成されてる箇所

 

もうちょっとわかり易い例を示そう。次の写真は画像サイト「写真AC」のフリー素材である。

そして以下がジェネレーティブ塗りつぶしで上下を追加した画像だ。

頭の切れた部分や腕、手に持っているコップなどはAIが作り出したものだ。何の違和感もない。これ、すごくないだろうか。また、別のパターンも作ることができる。それが以下の画像だ。

これまたまったく違和感がない。

似たようなサービスはいま、続々と誕生している。その中でもフォトショップは一歩先ゆくサービスだ。生成に使われた元画像には著作権違反にならないものしか使われていないとのこと。したがって生成された画像もまた著作権違反にはならず、安心して使うことができる。今後、ビジネスの現場でこの機能は大いに活用されるだろう。 H

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