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令和フィーバーに湧く裏で私が気づいた些末なこと

2019年04月02日

新しい元号「令和」について、ツイッターなんかでは、およそうんちく合戦の様相を呈しているようですが、私も負けじとまだ誰も指摘していないであろうことを誰よりも早く書いていきたいと思います。

 

来年は2だらけの1年に

西暦2020年令和2年2月22日とか、2だらけの1年です。ちなみに翌日2月23日があたらしい天皇誕生日になります。

 

発音の法則 3・4編

近代以降の元号について、発音したときの音数を調べてみると・・

明治(め・い・じ) 3音

大正(た・い・しょ・う) 4音

昭和(しょ・う・わ) 3音

平成(へ・い・せ・い) 4音

令和(れ・い・わ) 3音

ということで、3・4・3・4・3ときれいに並んでいます。ということはおわかりですね。次の元号は4音だしその次は3音です。

 

発音の法則 長音編

平成発表のとき、小渕さんは「へいせいであります」と、しっかり「い」の発音をしていましたけど、我々は「へえせえ」「へーせー」と発音していますよね。わざわざ「へいせい」とちゃんと発音している人は稀でしょう。

同じように令和も「れいわ」と発音せずに「れえわ」「れーわ」と発音するでしょう。菅官房長官は「れいわ」と発音していましたが。

ということで、近代以降の元号はいずれも長音(伸ばす音)が含まれています。

メージ、タイショー、ショーワ、ヘーセー、レーワ

 

和暦西暦変換の法則

令和から西暦への変換はもう誰かがうまいこと言っていましたので(R-18と覚えようとかね)、令和から平成への変換の覚え方でこんなのはどうでしょうか。

RH-30 (令和⇔平成 30引く)

RH-という珍しい血液型に引っ掛けて覚えれば覚えやすいのではないかと。

 

来年の入試の法則

来年の高校入試・大学入試には、間違いなく万葉集が取り上げられるでしょうから、学生さんは覚えておくといいでしょうね。

 

語呂合わせの法則

令和って数字の語呂合わせにできますね。「08」もしくは「0=」。いずれも「れいわ」と読めます。ということで、隠語的に使う人が続出するでしょうね。「0=1」で「令和元年」と読ませるとかね。

 

クイズ編

こんなクイズが出てきそうですから私があらかじめ潰しておきます。

●第1問 以下の中から「れいわ」を探せ!

れいれ わいわ わいれ ねいわ
わいね ねいわ わいね わいわ
れいね ねいれ れいわ めいわ
わいめ れいめ めいめ めいれ

●第2問 □に入る数字を答えよ!

16 8 17 11 □

答え:元号の画数を明治から並べたもの。令和は13画。よって答えは13

 

5秒61

おそらく多くの人がNHKでその瞬間を見たと思いますが、あのとき私が気になったのは、手話の人の画面が額縁ともろかぶりになったことよりも、画面上部に表示された速報テロップの速さでした。気づきました?あのスピード。私、気になったので測ってみたんですよ。菅官房長官が額縁を持ち上げ文字が見えた瞬間からテロップにするまでの時間。わずか5秒61でした。他局が10秒以上かかっていた中で、その半分の時間で出してきたわけです。

なんか想像できますよね。そのときのテロップ担当の人の必死さが。おそらく事前に何度も練習を重ねていたはずです。プロフェッショナル仕事の流儀で裏側見せてくれないかなぁ。

 

印象とか

ラ行で始まるとは、なかなか洒落た響きの元号を付けてきたな、という印象です。ただ、響きはいいのですが、いざ文字にしたときどことなく収まりが悪い気がするのは私だけでしょうか。

3音である明治も昭和も最初の1文字目(明・昭)は、日偏(にちへん)の漢字なんですよ。

そのイメージがあるせいか、令和の令の字の左隣に何もないのは、ちょっと違和感があるというか。だからたとえば「怜和」とか「玲和」なら、なんとなく収まりがいいのです。

 

以上、重箱の隅をつつくような話でした。

 

 

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