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北海道の避暑地

2023年09月06日

現在暮らしている家にはクーラーがありません。特に休日の日中は暑すぎて家にいられないので、猛暑の時期の週末は、大半をドライブをするなどして車の中で過ごしていました。そんなある日の夜、天気予報で明日の最高気温が20度を下回る地域があると聞いて、涼しさを求めて衝動的に中距離ドライブに行きました。

行った先はオホーツク海沿岸の雄武町です。猿払以南・興部以北の地域は未到達のため、初訪問でした。訪問当日の日中の気温は18℃!!!涼しいを通り越して肌寒かったです笑 夏場はオホーツクで過ごすのもありかもしれないですね、でもまさか北海道で避暑地を考えるとは思いませんでした笑

以前オホーツク海沿岸には「興浜北線」「興浜南線」という国鉄の線路がありましたが、「興浜南線」の終着駅が雄武(駅名表示ではOMU)でした。

昭和40年代に入り、興浜北線(北見枝幸)と興浜南線(雄武)をつなげる「興浜線」を造ることが決まり工事が進められましたが、昭和50年代半ばに国鉄再建法が施行。この時点で約50%の工事が終了していましたが、結果的として「興浜線」には線路が敷かれることはありませんでした。その後、北線・南線も廃線になっています。

列車が通ることがなかった「雄武トンネル」

興浜線(未成線)の遺構として有名なものが、雄武町内に残されているトンネル跡です。実際に訪れると想像以上に住宅街の真ん中にあり驚きました。トンネルの上部が見られるのは面白いですよね。草木が無い晩秋ならもっとよく見えると思います。

半世紀の間このまま放置されているので、この先も特段のことがない限り解体はされないのだろうと思います。個人的な雄武町の観光名所になりました。

道の駅は想像以上にコンパクトです、食事するスペースは無いに等しいので訪れる際はご注意ください。

ひらさわ

 

 

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