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北海道地図を塗りつぶす旅、第n弾

2025年10月17日

サイコロを振るわけでも、絵葉書やカントリーサインを引くわけでもなく、ただ思いついて「浜頓別町まで日帰りドライブ」をしました。単に行ったことがない、というのが目指した理由ですが、せっかくなのでその昔、音威子府から浜頓別まで通っていた「天北線」という鉄道路線の廃線跡巡りを兼ねることにしました。

途中にある「小頓別(しょうとんべつ)駅跡」の前には、道北(北海道北部)で最古級の木造建築「旧丹波屋旅館」(登録有形文化財)があります。小頓別駅の開業に合わせて大正後期に建てられてから約100年が経過、雪深い道北では手入れをしないと木造建築はすぐに雪の重みで圧壊するので貴重な建物です。長く残っていってほしいなと感じる風情と意匠を感じる佇まいでした。

かつての駅跡の多くが道の駅かバスターミナルに転用されているので比較的訪ねやすく、一応の目的地の浜頓別駅跡も「道の駅北オホーツク浜頓別」になっています。はるばるここまで来たので海鮮を・・・と思うところ、道の駅にあるフードは焼き立てのパンだけ。事前調べでわかってはいたものの「やっぱりここまで来てパンはなぁ」と思い付近に気軽に入れそうなお食事処を探したけれどやはりない。結局は北海道長距離ドライブの神、セイコーマートで軽食をとりました。
※ちなみに北海道美深町から北にセブン-イレブンはありません

かつての天北線は、浜頓別から北に向かい猿払を通って稚内へ向かっていましたが、そちらを目指すと確実に泊まりになるため、浜頓別から南下して興部(おこっぺ)町・名寄市を経由して旭川に戻るルートをとりました。

こうして思いついたドライブは、所要時間約10時間・総走行距離は約430キロという結果でした。海が見れたし気分転換にはなったものの、ひたすら単調な景色(北海道あるある)が続くドライブでもあるので、この方面に行かれる方はその覚悟と眠気覚ましを持って挑まれることをおすすめします。

ふたば税理士法人旭川事務所 ひらさわ

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