所員ブログ

告白します。自分が信じられなくなったあの日の出来事を。

2019年02月27日

1ヶ月ほど前のことでした。

その日の朝、私は普段どおり身支度をし、 普段どおりの時間に家を出て、 普段どおり歩いて会社まで通勤しました。 なんら変わらない、いつもの朝でした。

会社に着くと、私は背負っているリュックを机に下ろし、 席からちょっと離れたコート掛けのところでコートを脱ぎ、そして身なりを整え机に戻りました。ところが・・。

・・・!

リュックがない。机におろしたはずのリュックが跡形もなく消えている。

えっ!? 私は思わず声をあげました。

もしかして誰かが冗談で隠した?

いやいや、周りはほかの話で盛り上がっていてとてもそんな感じじゃありません。

コート掛けのほうへ戻ってみたりしましたが、 どこにもありません。 まさか、と思いました。

持ってくるのを忘れたのか?あれだけ何年にもわたって毎日背負ってきたリュックをよもや忘れてきたのだろうか?

いくら見渡してもないということはつまりはそういうことなのか。リュックを背負ってきた感触もあるし下ろした覚えもある。でも現実、ない。

そう、すべては幻想だったんです。

とはいえ、夜、家に帰るまでは正直信じられませんでした。 家に帰ってリュックがソファに置きっぱなしになっているのを見て ようやく納得しました。というか納得せざるを得ませんでした。

いまだにあの日のできごとはちょっと信じられません。

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