心は広く、気持ちにゆとりを
2025年05月16日
数か月前のことですが、ある日の早朝4時頃、胸の痛みで目が覚めました。
「なんだこれは…」と寝ぼけつつも痛みのせいで眠れず、睡眠不足が数日続くことに。
普段は目覚ましにも気づかない私が、自分の体に叩き起こされるとは思ってもいませんでした。
その症状が数日続いたため、総合病院を受診。
CTスキャンやホルター心電図(24時間心電図を装着しながら生活するという、なかなかの体験)など、精密検査を受けましたが、結果は「異常なし」。医師も首をひねりながら「うーん…」と考え込む展開に。
ところが、ニトログリセリンという薬を服用すると、胸の痛みが不思議と和らぎました。医師の診断は「おそらく狭心症でしょう」とのこと。つまり、原因は不明でも薬が効くなら狭心症、という現代医学の柔軟な結論です。
ちなみに「狭心症」という言葉を見てふと思いました。「狭い心の症状」…私の心が狭いのが原因?と。仕事が忙しいこともあり、ちょっとしたことでイライラしたり、余裕がなかった自覚があります。
現在は薬のおかげで落ち着いていますが、この出来事をきっかけに、心にも生活にもゆとりを持つことの大切さを実感しました。
皆さんも、体のサインには敏感に。
そして、心の広さも健康の一部かもしれません。
ふたば税理士法人 王子事務所 髙橋