みんな急げー! 楽天モバイル1年無料がもうすぐ終わる
2021年04月02日
リミットは4月7日
実はいま、日本全国民が自分のケータイ料金を見直すべき重要なタイミングであることをご存知だろうか。ドコモ、au、ソフトバンクの3大キャリアが菅首相に押し切られる形で格安新ブランドを発表したのは記憶に新しいが、すでにその新ブランド(ドコモのahamo、auのpovo,ソフトバンクのLINEMO)の申し込みはスタートしている。毎月3,000円を大きく超えるような通信費を払っている人は確実に安くなるので、かならず検討すべきである。
ただ、今回私が一番推したいのは、それら3大キャリアではなく第4の新生キャリア(※)、楽天モバイルである。私はこの1年、楽天モバイルを使い続けてその大きなメリットを存分に享受してきた。だから、現在のプランを新ブランドに乗り換えるかどうかは貴方自身の判断に任せるとして、それとは別に楽天モバイルも契約すべきだと強く申し上げたい。しかもいますぐに。なぜなら、1年間無料キャンペーンの申込期限があと数日(4/7まで)に迫っているからだ(それを過ぎると1年目から月額料金が発生する)。
「楽天モバーイルッ!!」という甲高い女性の叫び声で始まる米倉涼子さん出演のCMを見たことのある人も多いはず。あのCMを今までずっとスルーしてきた人も、これがラストチャンス。これから挙げるメリットを読んでぜひ検討していただきたい。
(※)第4の新生キャリア・・楽天モバイルとUQモバイルは何が違うのかという疑問を持つ人は多い。UQモバイルは、キャリアと呼ばれる全国に通信網を自前で持っている業者(この場合はau)から回線を借りて事業を行っている業者。MVNOと呼ばれる。メリットはキャリアよりも低価格でサービスを提供していること。デメリットは通信品質がキャリアほど良くないこと。これに対して楽天モバイルはキャリアそのもの。つまり自前の回線を持っている。今はまだ他のキャリアほど通信カバー率は高くないが、将来的には人工衛星を利用して宇宙から電波を届ける計画を進めている。この場合、他のキャリアでは実現できていないカバー率100%を達成すると言われている。空から電波が降り注ぐので、どんな辺鄙な場所でも電波が届くわけだ。楽天モバイルが破壊的なのは、キャリアなのにMVNO並みの低価格を実現した点にある。なお新しいキャリアが誕生したのは、ソフトバンク以来およそ15年ぶりとなる。 |
子供のケータイにも。1年目は完全無料、2年目以降も最大月額3,278円(税込)で通信量無制限
今なら初期費用もかからず、月額料金も1年間タダのうえ通信量も無制限である。私はこの1年間、毎月100ギガバイト以上消費してきたが、ずっと問題なく使えている。本当に無制限なのだ。2年目以降も消費した通信量に応じて段階的に料金が上がる仕組みとなっており、上限が3,278円となっている。だからたとえばユーチューブ動画やゲームで大量消費しがちなお子さんのスマホとしても最適ではないだろうか。どんなに使おうが最大料金は3,000円程度なのだから、安心して持たせられるだろう。
ガラケー使いの人にも。2年目以降も月間1GB以下なら無料
たとえば現在フィーチャフォン(いわゆるガラケー)を使い続けている人も、フィーチャフォンはそのまま継続して、別に楽天モバイルを契約するのはいかがだろうか。維持費もかからないのだから何らデメリットもない。私の両親にも持たせた。1年間は無料で使えるうえに、1年経過後も通信をほとんどしないならば(月間1GB以下ならば)、一生無料で使い続けられる。いいこと尽くめである。
たくさん電話する人でもOK。電話料金が無料
専用アプリを使えば完全無料で国内通話がかけ放題である。逆に専用アプリを使わないと料金が発生するので、そこは気をつけて運用する必要がある。
その他の料金もかからない
加入時の事務手数料もゼロ、sim交換手数料もゼロ、契約期間の縛りもなく解約金もゼロである。
楽天専用スマホも今ならタダ同然で買える
専用スマホ「Rakuten mini(ラクテンミニ)」なら今なら1円で買える。この端末、私も持っているがとにかく軽くて小さいところが気に入っている。クレジットカードを一周り大きくした程度のサイズ感で、ポケットに入れたまま散歩やジョギングをしても、まったく気にならない。
テザリングも無料、10台までつなげられる
10台までテザリングで同時接続が可能。だから家じゅうの電子機器をつなげられる。ゲームもパソコンもテレビも楽天モバイルがあれば事足りる。一人暮らしなら家の固定回線代わりにもなる。この春、新居にて新生活を始めた人もわざわざ固定回線を引かなくて済む。固定回線は意外と馬鹿にならない出費である。それを今なら少なくとも1年間はゼロにできる。同様に、モバイルルーターを契約するつもりなら、楽天モバイルで充分である。
2個目の電話番号を持てる
今の電話番号のほかに無料でもうひとつ番号を持てるのも大きい。たとえば片方のスマホをどこかに置きっぱなしにしてしまっても、もうひとつのスマホから電話を掛けて位置を特定することができる。プライベート用とビジネス用に分けて運用することもできる。
弱点は「遅い」「不安定」だが・・
こんなにメリットだらけの楽天モバイルではあるが、完全無欠というわけではない。現時点での最大の弱点は、遅い、不安定の2点である。遅いのは地域性もしくは端末の問題の可能性がある(遅いと言っても10Mbps程度は出る)。実際、東京などでは不満のない速度(30Mbps以上)が出ているようである。また、回線がよく切断するのも欠点だ。まだ通信網が整備途上の段階なので致し方ない部分ではある。通信網の弱さをカバーするために楽天回線が繋がらないところでは自動的にau回線に繋がるので、実用上の問題はほとんどない。しかもau回線でも最大1Mbpsの速度が保証されている。これはYouTubeの標準画質を不満なく視聴できる速度である。しかも容量無制限。1Mbpsを超える、auの高速通信も月間5GBまで利用できる太っ腹ぶりである。
悩んでいる暇はない
多少手間取ったとしても30分もあれば申し込みを完了できる。あれこれ考える前にまずは契約してしまうことをおすすめする。もし辞めたくなったらそのときは解約すればいいのだ。先ほども言ったように解約金はかからないのだから無駄になるのは僅かな時間だけである。無論、メイン回線を楽天モバイルに切り替えるのだってありだ。人によっては年間10万円くらい得する場合もあるはず。10万円といったら昨年全国民に支給された定額給付金と同額である。あの給付金を受け取らなかった人はほとんどいないだろう。濡れ手で粟のごとくみんなもらったはずである。ならば今回のチャンスも逃す理由はどこにもない。
こんなビッグチャンス、おそらくもう二度とない。見送るのはもったいなさすぎる。
※なお、これはあくまで個人の見解であり、ふたば税理士法人は楽天モバイルから金銭は受け取っておりませんのであしからず。