旭川まん
2025年03月26日
先週土曜、地元・旭川の、映画館も入っているショッピングセンター「ウェスタンパワーズ」へ買い物に行ったら、店内の売り場のあちこちで、旭川農業高校の女子生徒2人組が、「旭川まい、いかがですか~、映画館側の入口そばで売ってまーす」と大声を張り上げて練り歩いていました。
まず野菜売り場で見かけて、そのしばらく後、また別な女子生徒2人組が、同じように「旭川まい、いかがですか~」と歩いてるのを別な売り場で見かけました。
「旭川米?何で高校生が米を売ってるんだろう?高校で作った米かな?」などと思いましたが、一緒に買い物に行った母親が、「米なら食べるから、買ってあげよう」と言うので、売り場まで行きました。
そうしたら、売っていたのは旭川米ではなく、「旭川まん」、中華まんじゅうでした。「まん」を「まい」と聞き違えていたのです。
「なんだ、まんじゅうか。まんじゅうなら要らないわ」と母親。結局、買わずに帰りました。
母親を実家まで送った後、帰宅してこの話を妻に話したら、
「『旭川まん』って、農業高校とか旭川の他の高校とかが、ご当地グルメとして、よくイベントで売ってるよ。
旭川の食材を使ってて、地元のためにもなるから、買ってあげれば良かったのに」と言われました。
そうだったとは。これは失敗した。
調べたら、その日売ってたのは、具にかぼちゃを使った「旭農まん」ほか。
かぼちゃだったら母親も好きだったのに。よく見ればよかった。
旭川市のホームページにも、次のように載っていました。
《ご当地グルメ あったか旭川まん
旭川市は明治35年1月25日に日本観測史上最低温度の-41℃を記録しました。旭川の寒い日に温かい食べ物を食べて温まろうといアイデアから,平成23年に誕生したオリジナルの中華まんが「あったか旭川まん」です。1月25日は「あったか旭川まんの日」として日本記念日協会の記念日に登録されています。》
正式名称は「あったか旭川まん」。
上記のような旭川の記録にちなんだ由来があったとは知りませんでした。
もっと調べたら、生地に旭川産の米粉を使っていて、ラム肉・キーマカレー・トマトジャムなど、店舗ごとにさまざまな具材を包んだ中華まんであるとのこと。
ずいぶんとバラエティに富んだまんじゅうですね。
今度見かけたら買おうと思います。
(ふたば税理士法人 渡)