所員ブログ

時代を先取りしすぎた「らーめん店」

2025年11月05日

「お客様は初めてですか?」

「ご注文はQRコードを読み込んで、携帯でお願い致します。」

「お支払いも可能です。」「お水はセルフサービスで、下膳もお願い致します。」

 ~私「はっ、はい・・・・・。」

 

先日「らーめん店」で交わした店員との会話です。

業務の効率化(無駄の排除)はここまで来たか!?

 

食べながら、私の記憶は一気に30数年前の神田神保町へ飛んだ。

夕暮れ時、所用を終え、路地で目新しいらーめん屋を見つけ、ふらっと入った。

ホールに店員はいない。カウンター席だけの店。

「食券を券売機で買ってください。」

仕切り板の壁で、顔は見えないが、店員が1人動く気配がする。

カウンタ―に座ると、数分で注文した「醤油ラーメン」が小窓を開けて

出てきた。(店員の手しか見えない。)

私は、家畜にでもなって、餌をもらう気分になった。

 

コロナ禍や伝染病の最中なら、繁盛店になったかも知れない。

今も忘れられないほど、当時としても、斬新すぎる店であった。

半年後、言うまでもなくその店は消えていた。

 

30数年後に、似たような店に遭遇し、口コミで高評価を得ている。

ちなみに、冒頭の店は、税抜きで690円!

あなたなら、行ってみたいと思いますか?

 

ふたば税理士法人 留萌事務所 T&T

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