所員ブログ

月と星と

2023年03月29日

2月下旬に、科学館サイパルで「天体を見る会」というイベントに参加しました。

閉館後の19時から始まったのですが、曇り空だったため月も星も見えず、職員方から「晴れたら屋上の天文台へ行ってみましょう」とアナウンスがあり、それまでプラネタリウムで子供の頃に習った「冬の大三角形」の説明がありました。すっかり忘れてしまった一等星の名前(シリウス、プロキオン、ベテルギウス)を聞くと懐かしくなりました。
30分ほどで少し雲が晴れてきたので天文台へ移動して実際に天体望遠鏡を覗いてみることができました。サイパルでは大小2台の天体望遠鏡があり、大きな望遠鏡は数百光年離れた天体を、小さな望遠鏡は近くの月や星を観ることができます。初めて見る天体望遠鏡の大きさに驚き、月のクレーターが鮮明に見えたり、5、600光年遠く離れた星を見て宇宙の広さに感動しました。
天文台の中にはパソコンが置いてあり、画面には現在の星の位置が映し出され、見たい星をマウスでクリックすると自動的に天体望遠鏡が動く仕組みに、私を含め初めての参加者から「すごい!!」と声が上がりました。
 
外は氷点下で寒かったのですが、1時間ほど2台の天体望遠鏡を何度も行き来して、いくつか星や月を見ることが出来とても楽しかったです。
 
個人的には、シリウスが青白くゆらゆら輝きながら動いてるように見え一番綺麗だと思いました。
 
また機会があれば、季節ごとに参加してみたいと思います。
 
 すず 
 
 
 

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