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森の神様、砂漠の神様

2024年05月17日

イスラエルのガザ侵攻が連日報道され、住民被害の悲惨な現状とともにイスラエルの過剰攻撃が批判されています。

この問題は、過激派組織ハマスのイスラエル急襲が発端ですが、私が思うに根底には「ユダヤ教」と「イスラム教」に「キリスト教」も交えた「砂漠の宗教」間の根深い問題が横たわっている気がします。

「砂漠の宗教」に対し、我々日本で普及している「仏教」や「神道」は「森の宗教」と言われています。

「森の宗教」は「多神教」ですが、「ユダヤ教」と「イスラム教」、「キリスト教」は一神教で、しかも同じ神を信仰しているのが我々日本人には理解が難しいところです。

「森の宗教」は俗に「八百万の神」と言われるような多神教ですが、これは豊かな自然環境の中で多種多様な価値観を受け入れている証でもあり、その証拠に日本では正月にお盆、彼岸にクリスマスからハロウィンまで、ありとあらゆる多種多様な宗教行事が溢れています。

生きるか死ぬかの世界で生まれた絶対神を信仰する「砂漠の宗教」の民が、簡単ではないかもしれませんが相手の考えや気持を少しでも受け入れることができたら、このような争いが少しでも減るのではないかと考えるのは私だけでしょうか?

一日も早く中東の混乱とロシアとウクライナの戦争が収束し、平和な世界が実現するよう心から祈念しています。

ふたば税理士法人 ARA

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