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熊出没中

2025年09月08日

最近世間をにぎわせているのは、全国的に人里に出没する熊です。

北海道では昔から山奥にはヒグマがいる、というのは常識ですが、4年ほど前には旭川市でも、市の中心部でヒグマの目撃や痕跡の情報が相次いだ、という事件がありました。旭川のど真ん中を流れる石狩川をヒグマが泳いで遡っていた、なんて目撃情報には驚きました。山の方ではなくこんな街なかにまでヒグマがくるなんて、と恐怖に駆られたものです。

その後は旭川の街なかで見かけたという話は聞かなくなったのですが、ここ最近、全国で熊が出没しているというニュースを頻繁に聞くようになりました。

《環境省によれば、今年4月から8月末までの人身被害は全国で69人(ツキノワグマ66人、ヒグマ3人)にのぼり、うち死亡者は5人(ツキノワグマ3人、ヒグマ2人)。被害者数は、現在の形式で統計を取り始めた2006年以降、最多だった2023年度の同時期(71人)と同水準であり、死亡者は3人多い。また、7月末までのツキノワグマの出没件数(北海道はヒグマの出没数を公表していない)は全国で1万2067件にのぼり、2023年度同時期(8536件)の約1.4倍に増加している。

8月14日、北海道斜里町の羅臼岳で登山中の男性(26歳)がヒグマに襲われて死亡した。男性の捜索活動中に子グマ2頭を連れた母グマが見つかり、3頭すべてが捕殺され、DNA鑑定でこの母グマが加害個体と確認された。その前月には、北海道南部の福島町で、新聞配達中の男性(52歳)がヒグマに襲われて命を落とした。のちに町内で駆除されたヒグマのDNA鑑定によって、このヒグマは4年前にも同町の山林で女性(77歳)を襲って死亡させた個体であることが判明した。》

(東洋経済オンライン・9月7日発信)

こういうやばい熊は駆除するしか仕方ないのですが、そうすると自治体に文句を言ってくる人が結構いるのです。そんな人達は熊がいかに危険な動物であるかを知らないからそんなことを言ってくるので、ウィキペディアの「三毛別羆事件」の記事でも読んで、認識を改めてほしいものだと思います。

北海道にはこういう物騒な動物ばかりいる訳ではないので、最後に、先月の墓参りの時、墓地でたまたま見かけた、可愛い野ウサギの写真でも見ていただきましょう。

(ふたば税理士法人 W・M)

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