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生命保険の歴史①

2022年12月09日

生命保険会社は、日本に約43社あり、ゴールデンタイムにCMを流せるほどの財力を持った会社が多くあります。

そんな生命保険を日本に初めて持ってきたのは、慶応義塾大学の創始者である福沢諭吉です。

著書「西洋旅案内」で、西洋の近代的な保険についての知識が紹介されました。

明治14年(1881年)には、福沢諭吉の門下生である阿部泰蔵が日本初となる保険会社を創設しました。これが「明治生命」です。その後、「帝国生命」(現在の朝日生命)、「日本生命」も登場し、さまざまな諸改革が施されていきます。

多くの保険会社が登場したことで法的な整備も必要となり、明治33年(1900年)にはドイツの保険監督法にならって「保険業法」が制定され、政府の取り締まりが開始されました。

子会社化や合併等を繰り返して入るものの、100年以上続く生命保険会社もあります。

今の戦争や流行病、経済危機などを乗り越え、社会保険が進化するなかでも、共存する形で、生命保険が進化し、保険大国が出来上がっています。

 

半田

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