痛快(でしたでしょうね)人生 ♫戸締まり用心火の用心
2021年04月01日
某信用調査会社の週報の所内回覧があります。
流し読みがたいていですが(申し訳ありません)、先日たまたま目に止まった記事の中で。
小生の世代ですとアニメ「一休さん」のスポンサーで自らCF出演していた某公共賭博運営団体の初代会長さんのことです。
昨日までずっと◯翼の◆幕的存在で▽ブナイおじいさまと思い込んでいたのですが…
愛情を注いだ70人の女性の名前を(奥さまが新年に)書き込んだ短冊を仏壇に並べてずっと拝んでいたそうです。(ハリウッドの元 敏腕プロデューサーとは月とスッポン?)
子供の頃から川端康成と友情を育んだ。
戦犯遺族への精神的金銭的支援を永くしていた。
ハンセン病患者を世界的に支援して名誉回復に励んでした(ハンセン病ワクチンを初めて受けた人のひとりだとか)。
永眠後、税務当局の相続時の調査では資産50億超 負債30億円超がカウントされ、中身は流動性の低い資産ばかりで、換金可能と思われた美術品には贋作が多く、一部直系卑属からは相続放棄された(当時)そうです。
吝嗇(りんしょくと読むそうです、意味につきましてはレッツ検索)家で質素な食事(青さかな主体のおかず)が定番だったそうで体内のサーチュイン遺伝子を活性化し続けたのでしょう、結果、96歳の天寿を全うされたそうです。
巣鴨プリズン内の囚人であったり、政治家であったり、株式市場の投機家であったり、反〇〇的勢力とのつきあいも保ちつつ(当時)
世の中にとっちらかっているあらゆる点てんテンをつなぎつなぎして線にまで組み換えながら立体化して
力いっぱい思いのままに生き抜いたであろうカレのスプラッシュマウンテン的人生の系譜に
早春の日輪をみたような気がしました。