登録有形文化財「夕張礦模擬坑道」復活!
2025年04月23日
平成31(2019)年4月に火災が発生してから長らく休止していた夕張市石炭博物館の「模擬坑道」が、6年の復旧工事を経て4月19日(土)に再オープンしました。
オープンの式典には前夕張市長の鈴木北海道知事も参加され、その週の週末は土日両日で600人以上の来館者があったそうです。
「旧北炭夕張炭鉱模擬坑道」は明治33(1900)年に開坑した夕張炭鉱天竜坑の一部で、実際に石炭を採炭していた坑道です。採炭が終了した後は炭鉱救護隊の訓練の場として使用されたり、また社会科見学用に整備されてきました。かつては昭和天皇が行幸の際に見学されたことも。石炭の壁や実際の採掘機械を見ることができ、かつて日本の発展を支えた石炭産業の現場が体感できる貴重な施設となっています。
火災前の平成30(2018)年8月に訪れた翌春に火災が起き、以降、毎年夕張市博物館を訪れるたびに、封鎖された坑道入口を残念な気持ちで見ていました。
再開の日を心待ちにしていたので、今月の休みを使って早速見学に行きたいと思います。
最盛期11万人が住んでいた夕張市、現在の住民は約6,000人です。
少しでも街の活性化につながるよう、現地でお金を使いつつ見学を楽しみたいです。ご興味のある方はぜひGWのご予定に加えてみてください。
ふたば税理士法人 ひらさわ
▼平成30(2018)年のようす