見逃した方へ贈る、ドラマ「人生最高の贈りもの」レビュー

2021年01月06日

2021年1月4日にテレビ東京系列で放送された「人生最高の贈りもの」というスペシャルドラマが素晴らしかったとの声が各所で挙がっている。

出演は、妻に先立たれ一人暮らしをする翻訳家役に寺尾聰、嫁いで遠くに住んでいる娘役に石原さとみ、その夫役に向井理など。序盤のあらすじはこうだ。娘が突然大きなトランクを持って父親のもとに帰省してくる。なぜ帰ってきたのか。理由を問いただすもまったく答えない。夫との不仲が原因かと訝しがるが、「ただ帰ってきただけ、帰ってきたらだめなの」とはぐらかしてくる。久しぶりの娘との時間を楽しむ父親だったが、ある日、妻の墓石の前で大泣きする娘を目撃してしまう。やはり何かあるな・・と感じた父親は、娘には内緒で娘の夫に会いに行く。そこで思いもよらぬ事実が明かされる・・といったストーリーである。

SNSなどで素晴らしいとの声を耳にした私だったが、生で見ることはおろか録画もしていなかった。ダメ元でTVerで検索してみると、なんと配信していた。なんの予備知識なしで見始め、衝撃が走り、涙した。見終わった後は録画しなかったことを心底後悔した。時折見返したくなる、そんなドラマだった。

もしこのドラマを見てみたいと思った方は、できれば私のこのレビュー以外、ほかのレビューなどはいっさい見ないで鑑賞してほしい。ほかのレビューや紹介文をいくつか読んでみたが、どれも物語の核心部分に触れているのでおすすめしない。

TVerでの配信は1月11日までである。もちろん無料で見られる。見たい方はお早めに。

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