所員ブログ

解体工事・・・

2021年08月06日

3年位前に、母校の小学校の建替について触れましたが、ついに旧校舎、体育館の取り壊としとなりました。グランドの前面に新校舎を建て、完成後、後面の旧校舎の取り壊しの順番みたいですが、これなら、生徒も、近臨の小学校に、一時移転することなく通学できる利点があるかと思いました。

それだけ、校舎面積がある地域だからできる方法だと思うのですが、当然、グランド前面にあった築山だけでなく、中庭もあったのですが、それも解体してしまっているようです。結果として、器はあれど、何も、外見上、歴史として残らない感じになってしまうのかな感じました。

東京にいた頃、どっちかといえば、最近なんですが、区内であれば、歴史のある小学校が多いのですが、建替だとグランドの狭さもあって、旧校舎自体の建替の進め方で、周りの樹木(各年代卒業生の植樹)は残すような方法で進めていました。これは、当時、建替は仕方ないにせよ、後世に何らかの形で引継ぐ意図が分かりました。

翻って、私の代で植樹ををした記憶はないのですが、外見上何がしかのものを残さないで、完全に建替だけしました、みたいな感じだと寂しく感じました。取壊しが主体の日本らしいですけどね(苦笑)。

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