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道内小旅行のススメ~南空知編

2022年03月07日

三笠市南部、以前に道道の大規模な陥没事故があった場所を越えて
道なりに進むと、突き当り(砂利道)に「幌内炭鉱景観公園」という
施設があります。
平成元(1989)年に閉山した北炭幌内炭鉱の跡地を整備した施設です。

幌内炭鉱は明治12(1879)年に採炭が始まった道内最古級の炭鉱で、この炭鉱から
出炭される石炭を内地に運ぶために、日本で3番目の鉄道が手宮(小樽)~幌内まで
整備されました。北海道開発史を考える上で重要な場所となっています。

三笠市は【三笠ジオパーク】事業に力を入れており、この景観公園もジオパークの
構成要素となっています。そのため、散策路と案内表示が整備されており、
約100年の幌内の歴史を肌で感じることができる場所です。
沢の水が流れる音しか聞こえない程に非常に静かなので、人を避けての
森林浴ができる場所を探している方には特におすすめです(クマ除けの鈴は必携)。

年に1回はかならず訪れるのですが、基本的に春秋に行くようにしています。
盛夏は、蚊・ヤブ・ダニと雑草の楽園なのでご注意ください。

ひらさわ

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