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鎌倉殿の13人

2022年12月29日

今年の大河ドラマも先々週の日曜、最終回を迎えましたが、

終わりの2回は、それまでにも増して面白かったです。

特に最終回の前回、「ある朝敵、ある演説」の回は良かった。

後鳥羽上皇(尾上松也)は、主人公である執権・北条義時(小栗旬)の

追討を命じる院宣を、義時に反発する有力御家人らに送ります。

上皇の狙いが鎌倉を攻め込むことではなく、自身の首であると知った義時は、

今までことあるごとに自分に反対の姿勢を見せていた息子・泰時(坂口健太郎)に

鎌倉の今後を託し、姉・北条政子(小池栄子)に、京へ向かう、と打ち明けます。

そして御所に御家人を招集し、上皇との経緯を話そうとしたとき、

現われた「尼将軍」政子が、上皇の狙いは鎌倉ではなく、義時の首だと真実を語り出し、

義時のこれまでの数々のひどい行いがすべて鎌倉のためだった、と強調します。

そこからの演説が最高に格好良かった。

「鎌倉始まって以来の危機を前にして選ぶ道は2つ。

ここで上皇様に従って未来永劫西の言いなりになるか。

戦って坂東武者の世をつくるか。

ならば答えは決まっています。

速やかに上皇様を惑わす奸賊どもを討ち果たし、

三代にわたる源氏の遺跡を守り抜くのです。

頼朝様の恩に今こそ応えるのです。

向こうはあなたたちが戦を避けるために執権の首を差し出すと思ってる。

ばかにするな。

そんな卑怯者はこの坂東には一人もいない!

そのことを上皇様に教えてやりましょう!」

このように鼓舞され、泰時(坂口健太郎)も呼応すると、

御家人たちは一斉に「おおーっ!」と雄たけびを上げ、

それを隅で見ていた義時(小栗旬)は、一人、涙を流すのでした。

 

この政子の演説シーンに、視聴者からは

「視聴者が御家人になり鼓舞され涙した政子演説。小池栄子、三谷幸喜演出に拍手」

「痺れた!同時に泣けた!!御家人たちと一緒になって私も『うおおおーーー!!』」

「義時も泣くわこんなん…」

「たった一度の演説でこれだけ御家人がひとつになれたのは政子の努力の結果。

小池栄子さん、素晴らしかった!」

「北条政子の論理は『身近な家族を守ること』で一貫している、というシナリオなのか! 

だからこの大河ではずっと『北条家の仲がいい姿』を描いてきたのか。

この演説の動機づけと効果を最大化するために」

などと、三谷幸喜の脚本や小池栄子の演技を称賛する声が上がっていたそうです。

 

ちょうど今日、この『鎌倉殿の13人』の総集編が放送されています。

録ってあるので、帰ってからまた観ようと思ってます。

(渡)

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