除雪と排雪はセットで
2019年02月25日
ここ旭川では毎年冬になると、
降り積もった大量の雪を速やかに道路から取り除き、
ドライバーに快適な走行をいかにして提供するかが
行政の重大な使命ではないか、と
ますます強く感じる今日この頃です。
最近こそ、さして雪も積もらず、日中も比較的暖かくて、
ようやく幹線道路も走りやすくなっていますが、
ちょっと前までの、朝の通勤時刻の、
当麻・永山方面から街中への道路の混み具合と言ったら!
雪の降っていない時期の2~3倍も通勤に時間がかかるほど
大雪国道や流通団地通りの渋滞が続いていました。
それというのも、聞くところによると旭川市の排雪方針の変更によって、
路上から取り除いた雪をそのまま道の脇に積んでおき、
本来なら2台並んで走れる道路を1台しか通れなくしてしまったためです。
おかげで普段から朝は混んでいる幹線道路がますます混み合った結果、
それでなくても眠い冬の朝を、夏よりも早く起きて出発しなければ
仕事に間に合わないという悲惨な事態になってしまいました。
幹線道路以外の裏道、路地は更にひどい状態で、
道の脇に積まれた雪山が道を狭めて、
下手すると車1台がやっと通れるほどの隙間しかないほどの所も。
そのままでは車同士すれ違うこともできないから、
お互い譲り合って進まざるをえない、という感じです。
それでも通り抜けられればまだいいのですが、
私が住む家のすぐ近くの路地裏の交差点など、
積み上げられた雪の山が道の真ん中までせり出し、
とうとうその横を通り抜けるのが困難な状態になってしまいました。
こうやって通勤に使う道をふさがれてしまったので、
しかたなく反対側の遠回りの道を行く羽目に。
全く、どうにかしてくれないかとうんざりしていましたが、
最近ようやく排雪が入って、この邪魔な雪山が片付けられました。
これも聞くところでは、除雪する重機を動かす人手はあっても、
それを運び出す排雪トラックの人手が足りないのだとか。
でもこんな不自由を強いられるのなら、除雪も少々後回しでいいから、
除雪したらセットで速やかに排雪もする、という具合に
なんとかしてほしいものです。
(渡)