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10年7億ドルの契約

2023年12月13日

先日、大谷翔平選手がロサンゼルス・ドジャースと10年7億ドル(約1,014億円)で契約しました。

プロスポーツ選手史上歴代最高の契約額らしく、メッシの4年5億5,500万ユーロ(約860億円)を超えました。年俸換算するとメッシの方が高いですが、それでもすごい金額です。

しかも7億ドルの内6億8,000万ドルは契約終了後に、10年間で後払いで支払われることになりました。これは贅沢税を回避するというメリットがあるみたいです。MLBにおける贅沢税とは簡単に言うと、年俸総額に上限を設けて、その上限を超えた金額について贅沢税という罰金を球団に払わせる仕組みです。大谷の年俸を下げることで、球団としての年俸総額が下がります。そうすることで、贅沢税を回避し、余った資金で別の選手を補強することができるみたいです。

しかし、そもそもリーグ内で戦力が偏らないように贅沢税を導入したのに、今回のように後払いする選手が多いと、金満球団ばかりに強い選手が集まって、試合に面白みがなくなるということも考えられます。今回の大谷選手のことで、今後MLBが何かしらの規制を設けるかもしれないですね。

今回の贅沢税のことで少し世間がざわついていますが、私的には大谷選手が強いチームに移籍できて良かったと思いました。来年こそは、ポストシーズンで活躍する大谷選手が見たいです。

ふたば税理士法人 t

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