所員ブログ

DON’T STOP BELIEVIN’

2020年11月11日

70年代後半から80年代にかけてヒット曲を量産した

アメリカの人気ロックバンド「ジャーニー」をご存知でしょうか?

 

代表曲には、有名なバラード曲「Open Arms(オープン・アームズ)」や、

「Don’t Stop Believin’(ドント・ストップ・ビリーヴィン)」、

「Separate Ways(セパレイト・ウェイズ)」等があり、

CMやテレビ番組などで耳にした方も多いと思います。

 

ジャーニーには「スティーヴ・ペリー」という

スーパー・ヴォーカリストがいたのですが90年代後半に脱退し、

私自身もその頃からジャーニーを聞かなくなっていました。

その後数名のヴォーカルが入ったりやめたりして、

2007年に活動を休止していたようです。

 

最近になって、ジャーニーに関する2013年作の映画があることを知り、

早速観たのですが、これがとても良いドキュメンタリー作品でした。

 

2007年暮れ、ジャーニーの新しいヴォーカルを探していたギタリストが

数十時間かけてネットの動画を検索、見つけたのが

「アーネル・ピネダ」という驚くべき歌唱力を持つフィリピン人。

アーネルは貧しい家庭に生まれ育ち、地元でバンド活動を継続していましたが、

もうやめようかと思っていた矢先、大ファンであったバンドからの、まさかのオファー。

40歳になってからのおとぎ話のような実話です。

アーネルというアジア人が加入することに様々な偏見が寄せられ、

傷ついたりもしましたが、自分を信じてくれる人の為に歌うと加入を決心します。

アーネルの素直で謙虚な姿はバンドメンバーにも受け入れられ、

何千万人といるジャーニーのファンや、

新たにフィリピン人のファンの心も掴んでいきます。

 

アーネルの歌声に魂を揺さぶられるのはもちろんですが、

家族を大切にする気持ちにも感動しました。

 

人生のすべてを歌に賭け、

計り知れない苦労を乗り越えた末に夢を掴んだ、

信じることをやめなかった男の物語、

まさに「Don’t Stop Believin’」!

 

                 (厚)

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