映画雑感 vol.110
2024年08月30日
今回は、日本で2000年に公開された「ボーン・コレクター」を取り上げましょう。凄腕の科学捜査官(デンゼル・ワシントン)が、成り行きから助手的な手伝いをすることになる女性警官(アンジェリーナ・ジョリー)と協力して連続殺人犯を追い詰めていく、というストーリーです。殺人犯が若干猟奇的なのでスリラー的な要素もありますが、警察ものとしてはかなり面白い映画でした。
主人公の科学捜査官は脊髄を損傷していて手足が動かないためベッドで寝たきりになっているんですが、それが原因で実は主人公には自殺願望があります。が、なにしろ凄腕の捜査官ですからさまざまな事件を解決するための協力を求められ、ベッドの上から周りの警官たちに指示を出します。で、この映画での事件をきっかけに自殺願望があった主人公の捜査官にも生きる希望が・・・、というような展開です。まあ、なにしろハリウッドの名優デンゼル・ワシントンとアンジェリーナ・ジョリーの共演ですから、それだけでも面白いです。もし観てなければおすすめの映画ですよ。若干スリラー的ですけどね。