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室蘭駅が無人化に

2024年09月03日

地球岬や白鳥大橋などの観光地で有名な北海道の室蘭市は人口75,000人を超え、北海道では11番目か12番目ぐらいに大きな街です。その室蘭市を通るJRの室蘭駅がなんと10月から無人化される、という新聞記事が出てました。駅の無人化といえば過疎で人口が少なく、乗降客も極端に少ない小さな町や村の小さな駅のイメージですが、市の名前が付く駅が無人化されるとは・・・

ただ、これには理由があります。あ、もちろん、1日当たりの乗降客がたった500人ぐらいしかいないということがその理由ですが、ではなぜ人口75,000人もいて観光客も訪れる街の駅の乗降客がそれほど少ないかといえば、北海道の方々はよくご存知のように、室蘭市には、札幌や苫小牧から函館に向かう主要路線上に特急も停まる「東室蘭駅」というのがあります。で、室蘭駅はこの東室蘭駅から脇道にそれる支線の終着駅なんですよね。なので当然、東室蘭駅の乗降客は多いんですけど、支線のしかも終着駅となる室蘭駅は少なくなっちゃうわけです。

実は私、父親の転勤のため生まれが室蘭なんです。今から10数年前ですが、某金融機関さんのお誘いでセミナー講師として室蘭に行ったこともありまして、そのときの室蘭訪問はじつに40年ぶりの訪問でした。10数年前の訪問時もそうですし、今から数えると50数年前となる室蘭に住んでた時の記憶はまったく無いんですけどね・・・。なので室蘭はちょっと思い入れのある街なんです。

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