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日本が舞台のドラマで快挙

2024年09月17日

映画のアカデミー賞、音楽のグラミー賞、ミュージカルや演劇のトニー賞と並んで、優れたドラマに与えられる賞としてアメリカで最も権威のあるのがエミー賞ですが、今年のエミー賞は真田広之さんが主演・プロデュースした有料配信ドラマの「SHOGUN(将軍)」が作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞など18冠もの賞を取ってほぼ総ナメの状態になりました。エミー賞76年の歴史の中でもこれだけの数を受賞した作品は初めてなんだそうです。おまけに、特に英語圏の人たちは英語以外の言語の映画やドラマを字幕で見る事をあまり好まず、英語吹き替え版で見るのが普通と言われているのに、このドラマの言語はなんと7割が日本語でメインキャストの多くも日本人、さらに、プロデューサーとしても参加した真田広之さんが、これまでのハリウッドが描くなんだかヘンな日本とは違う、日本人が見ても不自然ではない日本を描いたドラマがこれだけ評価されたことも画期的と言われてます。

記録的な閲覧数で世界的に大ヒット中、また1週間ほど前、作品賞や主演男優賞・女優賞といった主要な賞に先立って発表されたエミー賞で14冠を受賞した!といって話題になってたので、独占配信していたディズニープラスをあわてて契約して全10話のうち昨日までにとりあえず6話まで見ましたが、面白いです。ハリウッド映画のようなスケールで(実際、制作はハリウッドなんですが)、「お金かかってるなー」と思いましたが、制作しているのがディズニーの制作スタジオで、監督やスタッフもハリウッドのメンバー、公表されてはいないようですけど、かなりの制作費をかけてるというから、まあ、そこは当然ですか・・・

コロナ禍による欧米人の生活習慣の変化とこのドラマの成功によって、日本人キャストによる日本語の映画やドラマでも世界的にヒットする可能性があることを証明した、と言われてますが、今後が楽しみですね。

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