歴史の教訓はどこへ・・・
2025年04月04日
昨日、アメリカのトランプ大統領が、世界各国を対象にした相互関税を発表しました。友好国も敵対国も関係なく、独自の計算に基づいて計算した国ごとの関税を発表し、日本に対しては24%の関税をかけるとのことでした。ちなみにヨーロッパ(EU)には20%、中国には34%(すでにかけた分と合わせると54%)だそうです。なお、自動車についてはこの相互関税の対象から除かれる代わりに別途25%の関税がかけられるそうで、もともとかけられていた関税と合わせると日本の乗用車は27.5%、トラックにいたっては50%の関税がかけられるそうです。日本の現在の輸出産業の中心は自動車で、関連業界で働く人たちも多いことから、今回の相互関税で日本のGDPは7%ぐらい押し下げられるという試算もあり、不況の引き金になることが心配されてます。
戦前の保護主義やブロック経済(アメリカの相互関税はこれにかなり類似するようです)が世界的な不況や戦争を招くきっかけになったという反省から、戦後はアメリカが自由貿易の旗を振ってきたわけですけど、その体制が大きく変わることになります。
78歳のトランプさんも戦後生まれで第二次世界大戦を経験してないわけですけど、世界のリーダーの方々には今一度歴史の教訓を確認してほしいですけどね・・・