映画雑感 vol.125
2025年05月30日
現在、劇場公開中のミッション・インポッシブルシリーズの最新作「ファイナル・レコニング」を観てきました。前作「デッド・レコニング」との二部作でその後編、ミッション・インポッシブルシリーズの集大成で完結編とも言われてます。主演のトム・クルーズももう62歳だそうですから、あんなに激しいアクションはさすがにもう厳しいと思いますけどね・・・。
で、面白かったか面白くなかったかといえば、もちろん面白かったです。アクションはそれはもうすごいですよ。ただ、30年ほど前に公開された第1作からのシリーズ全作を通してでいうと、シリーズ最高傑作とは言いづらいかなあ、というのが私の感想です。アクション映画としてのすごさは文句のつけようがないんですけど、なにしろ毎回すごいので、こちらの目が贅沢になっちゃってるのかもしれません。
先日のブログで、最近のハリウッド映画は架空のヒーロー(スーパーマンやら〇〇マンといった超能力者やそもそも人間じゃない神様とか・・)が活躍するマーベル映画ばかり、と書きましたが、今回のファイナル・レコニングが同シリーズの完結作だとすると、こういう正統派のアクション映画が少なくなっていくのは寂しい限りです。