もう40年になるんですね
2025年08月13日
1985年の8月12日、東京から大阪に向かう日航の飛行機が群馬県の山中に墜落しました。520名もの乗員・乗客が犠牲になったこの事故は単独の航空機事故としては史上最悪の事故として記録されています。墜落の原因は、墜落する7年前の1978年、この機材が実は大阪の伊丹空港で「尻もち事故」を起こしていて、その際のメーカー(アメリカのボーイング社)による修理ミスが原因で機体の強度が落ち、その状態で7年間使用していたことに伴う金属疲労で機体後部が破損して操縦不能になったことだそうです。
当時高校生だった私も大変なニュースになったこの事故の報道を覚えていますが、これは本当に痛ましい事故でした。今年も8月12日をむかえて、墜落する機内で乗客が書き残したメモなどがテレビのニュースで報道されていましたが、出張でひんぱんに飛行機に乗る私としても、乗客の方々がどれだけ怖かったかと思うといたたまれません。確率的には、他のあらゆる乗り物に比べて最も安全な乗り物と言われる飛行機ですが、一度事故が起きてしまえばこうした大惨事になりますから、安全がなにより優先する、というこの事故による教訓を活かして、航空会社には今後も安全運行を続けてほしいと思いますし、ひんぱんに利用する私も、整備などに伴う運行の遅れにイライラしないようにしようと思いました。あらためて、亡くなった乗員・乗客の方々の御冥福をお祈りいたします。
明日14日と明後日15日は弊社のお盆休みとなってまして、このブログもお休みをいただきます。再開は来週18日(月)の予定です。