映画雑感 vol.131
2025年10月10日
久しぶりの映画雑感は、そういえばこれまで取り上げたことのなかった「踊る大捜査線」を取り上げましょう。言わずと知れた大ヒットテレビドラマの映画版で、シリーズ本編としては3作(だったかな)、スピンオフ作品が4作ぐらい作られてるシリーズものですが、個人的にはテレビドラマと映画の第1作が面白かったな、と思ってます。警察や刑事モノって、私の年代だとなんといっても「太陽にほえろ」や「Gメン75」といったまじめなドラマでしたが、80年代に登場した「あぶない刑事」がそれまでのまじめな刑事ドラマ路線をひっくり返したことに衝撃を受け、そしてこの「踊る大捜査線」が警察官僚の指示で動く現場の警察官の悲哀という、それまでのどの警察・刑事ドラマよりも警察組織をリアルに描いた内容ですごく新鮮でした。「踊る~」がヒットしていたころ友人の警察官に聞いたところでは、「現実そのままとは言わないけど、まあ、リアル」と言ってました。
テレビドラマも映画も観たことないという人はあまりいないぐらいのヒット作ですよね。