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安青錦は強かった

2025年11月25日

一昨日千秋楽だった大相撲九州場所では、関脇の安青錦(あおにしき)が優勝しました。本名はヤブグシシン・ダニーロというそうで、ウクライナ出身の力士です。途中までトップを独走していた横綱の大の里が休場してしまい、横綱同士の対決による優勝決定戦が無くなり見どころも無くなってしまったな、と思っていたら、この安青錦が千秋楽を盛り上げてくれました。

ウクライナは古くから格闘技が盛んなお国だそうで、オリンピックでも数多くのメダリストを輩出してきたそうです。安青錦は7歳のときに相撲をみて本格的に取り組むようになり、18歳で来日し、わずか3年後の21歳となる今年初優勝となりました。ウクライナ出身者の優勝は史上初で、また、場所後の大関昇進が確実となっているそうですが、初土俵から14場所での大関昇進は史上1位のスピード出世だそうです。言うまでもなく、安青錦が来日してからのこの3年間、母国のウクライナはロシアの侵略を受けて大変なことになってますが、今回の優勝がウクライナの人たちを勇気づけるきっかけのひとつになるといいですよね。

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